主婦が臨床心理士になるには?目指し方と活躍する方法を解説

主婦が臨床心理士として活躍するためには、どのような道を辿ればいいのか気になる方も多いですよね。

この記事では、主婦が臨床心理士になるための方法と、カウンセラーとして活躍するためのポイントを解説していきます。

主婦としての生活を大切にしながら、臨床心理士やカウンセラーとして活躍するためのヒントをお探しの方、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

そもそも臨床心理士とは

白衣を着た人

臨床心理士は、心理学の知識と技術を駆使して、心の問題を解決する専門家のことです。

クライエントさんの心の健康をサポートするために、カウンセリングや心理療法を提供し、問題の根本原因を探りながら、適切なアプローチを行います。

臨床心理士の資格は、内閣府認可の公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定していて、取得するためには専門的な教育と訓練が必要です。

これにより、信頼性と専門性が高い資格として評価されています。

染谷充紀
臨床心理士の役割は、クライエントさんの悩みに寄り添い、その解決に向けて支援することと言えるでしょう。

主婦が臨床心理士になる2つの方法

勉強する女性

主婦が臨床心理士になるためには、以下の2つの方法があります。

  • 大学院に進学する
  • 通信制大学のに通う

2つの違いについて解説するので、どちらがあなたに向いているか確認してみましょう。

大学院に進学する

主婦の方が臨床心理士を目指すためには、大学院に進学する方法があります。

大学院では心理学の理論だけでなく、実習を通じて実際のカウンセリング技術も習得できるんです。

これにより、クライエントさんの心の問題に対応するための専門知識と実践力を身につけられます。

大学院に進学することで、心理学の深い理解とともに、実際の現場で必要なスキルや知識を学ぶことができ臨床心理士としての基盤を築けると思います。

大学院修了までの期間は最低3年間で、その間に多くの知識と経験を積みましょう。

通信制大学に通う

通信制大学では自分のペースで学習を進められるので、家事や育児の合間に勉強することが可能です。

オンライン講義やテキスト学習を活用することで、時間や場所に縛られずに効率的に知識を身につけられます。

通信制の大学は、通学が不要なため移動時間を短縮でき、交通費の節約にもなります。

子どもが寝ている時間や家事の合間など、家庭の事情に合わせて学習計画を立てられるので、無理なく続けられるのが良いところかなと思います。

通信制大学を選ぶ際には、臨床心理学のコースが充実しているかどうかを確認することが重要です。

染谷充紀
自分の目指すキャリアに合ったカリキュラムを提供している大学を選ぶことで、将来の活躍の幅が広がります。

臨床心理学士試験の受験資格と内容

試験を受ける人たち

次に臨床心理士試験の受験資格と内容について紹介します。

まずは、受験資格を満たすための学習を始めましょう。

臨床心理士の受験資格

臨床心理士の受験資格を得るためには、まず指定大学院や専門職大学院を修了する必要があります。

第1種指定大学院では、臨床実務訓練を含むカリキュラムを提供しており、学びながら実践的なスキルを身につけられるんです。

一方、第2種指定大学院では、修了後に1年以上の実務経験を積むことが求められます。

これにより、実際の現場での経験を通じて、さらに深い理解とスキルを磨けるんです。

専門職大学院では、臨床心理士養成に特化したプログラムが提供されていて、論文記述試験が免除されるというメリットがあります。

臨床心理士を目指すためには、全国で122の大学が提供しているコースから、自分に合ったものを選びましょう。

臨床心理士の受験内容

臨床心理士の資格を取得するための受験は年に一度、10月から12月東京で行われます。

臨床心理士の受験内容は以下です。

  • 1次審査:筆記試験
  • 2次審査:1次審査合格者のみ対象の口述面接試験

例年約3,000人が臨床心理士の試験に挑戦しています。

染谷充紀
受験資格に年齢制限はありませんので、主婦の方や社会人などさまざまな経歴の方が受験されていますよ。

まず1次審査として筆記試験が行われ、筆記試験では、臨床心理査定や面接、地域援助、およびそれらに関する研究調査など、基礎的な知識と技能が問われます。

そして、1次審査をクリアした人のみが、次に2次審査の口述面接試験に進むことができます。

この口述面接では、実際の臨床場面で必要となるコミュニケーション能力や問題解決能力が試される試験です。

カウンセラーになるには資格は必須ではない

カフェで仕事をしている女性

主婦の方が臨床心理士を目指す場合、大学に通ったり専門的な学びが必要となるので、家庭との両立が難しく諦めてしまう方もいるでしょう。

どうしても臨床心理士になりたい方には、その道を目指すことをお勧めしますが、実は心理カウンセラーの仕事は資格がなくても始められます。

染谷充紀
心理カウンセラーはクライエントさんの話を聞いて、心のサポートを行う仕事ですが資格は必須ではないんです。

カウンセリングの基本的なスキルや心のケアに関する知識を身につけることで、カウンセラーとして仕事をすることができるようになります。

そのため、どうしても臨床心理士の資格取得を目指したい、資格が必要な方以外は、別の方法で心理カウンセラーを目指す方法も検討してみてくださいね。

忙しい主婦だからこそ、自分にあった最適な方法でカウンセラーを目指しましょう。

心理カウンセラーの資格については、以下の記事で詳しく解説しています。

資格の取得に迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

関連記事:心理カウンセラーの資格は意味ないって本当?

主婦の方はフリーランスカウンセラーがおすすめな4つの理由

家事をする女性

カウンセラーとして働く際は、企業で働く方法フリーランスとして働く方法の2種類がありますが、主婦の方には、フリーランスカウンセラーをおすすめします。

主婦の方がフリーランスカウンセラーがおすすめな理由として以下の4つです。

  • 自分のペースで働ける
  • オンラインで働ける
  • サービス内容を自分で決められる
  • 収入の上限がない

自分のペースで働ける

染谷充紀
日々の家事や育児などに忙しい主婦の方には、自分のペースで仕事ができるフリーランスという働き方はとても良いと僕は考えています。
  • 勤務時間や場所を自由に選べる
  • 家庭の都合に合わせたスケジュールが組める
  • 子どもの送り迎えや家事の合間にクライエントさんとカウンセリングを実施できる
  • 隙間時間を有効活用できる

リモートでの相談も増えているため、家庭の時間を大切にしながら働けるのも大きな魅力といえます。

染谷充紀
家庭を大切にしながら、自分のスキルを活かして社会に貢献できるフリーランスカウンセラーは、まさに主婦の方におすすめの働き方なんです。

オンラインで働ける

オンラインでカウンセリングを行うことで、自宅から出ることなくクライエントさんにサービスを提供できるので、家庭との両立がとても楽になると思います。

リモートワークが普及している今、オンラインでのカウンセリングは多くのクライエントさんにとっても利用しやすく、需要が高まっています。

また、オンラインでのカウンセリングは場所にとらわれないため、全国どこからでもクライエントさんとつながれ、地方に住んでいる方でも都会のクライエントさんとセッションを行えるので、仕事の幅が広がるんです。

家庭を大切にしながら、自分のペースで専門知識を活かしてクライエントさんに寄り添えるので、日々の充実感も高まりますよ^^

サービス内容を自分で決められる

フリーランスカウンセラーは、提供するサービス内容を自分で決められるので、主婦の方にとてもおすすめなんです。

なぜなら、自分のライフスタイルに合わせて働く時間や場所を調整できるので、家庭と仕事のバランスを取りやすいからです。

たとえば、子どもが学校に行っている時間を有効活用してカウンセリングを行ったり、オンラインでの相談を受け付けることで、通勤の手間を省くことができます。

このように、自分でサービス内容を決めることができれば主婦の方でも無理なく働ける環境を整えることができます。

自分のペースで仕事を進められるフリーランスカウンセラーは、柔軟な働き方を求める主婦の方にとって理想的な選択肢と言えるでしょう。

収入の上限がない

フリーランスカウンセラーとして活動することで、自分の努力次第で収入を増やすことも可能になります。

クライエントさんの数や提供するサービスの種類を自由に決められるため、自分のペースで収入をコントロールできるのも大きな魅力です。

たとえば、多くのクライエントさんを抱えたり、高単価のカウンセリングサービスを提供したりすることで、高収入を得ることが可能なんです。

これなら、家庭の事情に合わせながらも経済的な自由を手に入れられます。

染谷充紀
家庭を大切にしながらも自分の努力が報われる働き方ができるので、モチベーションも高まりますね。

フリーランスカウンセラーについては、以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はぜひご覧ください。

関連記事:フリーランスカウンセラーの働き方や年収について解説

活躍できる主婦カウンセラーになる3つの方法

ネットワークで繋がる人々

主婦カウンセラーとして活躍するためには、以下の3つが大切です。

  • 自分に合った方法で集客する
  • 無理なく売れる仕組みを作る
  • クライアントさんへのあり方を考える

人には向き不向きがあるので、あなたにとって無理なく楽しみながら働く方法を見つけましょう。

自分に合った方法で集客する

主婦カウンセラーとして活躍するためには、自分に合った方法で集客することがとても大切です。

たとえば、独身の方と主婦の方であれば、自由に使える時間も異なるため真似をして集客してもうまくいきません。

無理に自分に合わない方法で集客を行うと、ストレスがたまって長続きしないんですよね。

自分らしい発信を心がけることで、自然とファンになってくれるクライエントさんが集まりやすくなります。

育児や家事の合間に役立つ情報を発信したり、自分の経験談をシェアしたりすることで、同じような悩みを持つ主婦の方々から共感を得ることができます。

これによって共通の関心を持つクライエントさんとつながることができ、信頼関係を築きやすくなるんです。

染谷充紀
ぜひ自分に合った集客方法を見つけてみてくださいね。

無理なく売れる仕組みを作る

効率的にクライエントさんと接するための仕組みを作ることで、無理なくサービスを提供し続けられます。

たとえば、オンラインカウンセリングを導入することで、自宅からでもクライエントさんにサービスを提供できます。

こうした仕組みを作ることで、無理に大量の行動を起こさなくても、自分のペースで収入を得られるようになりますよね。

自分に合ったペースで働くことで、クライエントさんに対する価値提供も向上し、信頼関係を築くことができます。

「自分に向いている集客方法がわからない」「どんなサービスを提供すればいいのかわからない」という方は、「ノンストレス&ファン化★集客完全無料プログラム」で集客について解説しているので、ぜひご覧ください。

クライエントへのあり方を考える

クライアントさんへのあり方は、主婦カウンセラーとして成功するための大切な要素です。

染谷充紀
クライアントさんへのあり方を考えるうえで大切な要素は、以下のとおりです
  • クライエントさんに寄り添う
  • 心からサポートする
  • 信頼関係を築く
  • ガツガツとした売り込みは避ける
  • 愛と貢献の心で接する

クライエントさんが安心して相談できる環境を作ることで、自然と信頼され、リピートや紹介につながります。

無理に押し付けるのではなく相手の立場に立って寄り添えないと、信頼関係は生まれないですからね。

また、貢献心と愛を持って接することは、クライエントさんとの信頼関係を築け、長期的な関係性が可能になるので安定した収入につながる部分ではあります。

クライエントさんが問題解決をしたり、幸福度が上がると、次のご依頼や長期契約につながり、紹介が起きることも出てくると思います。

このように、クライエントさんに愛と貢献心を持って接することが、活躍できる主婦カウンセラーになるために重要なことなんです。

まとめ:主婦でもカウンセラーは十分目指せる

やる気のある人たち

 

この記事では、主婦が臨床心理士になるための具体的な方法と、カウンセラーとして活躍するためのポイントを5つ紹介しました。

  • 自分のペースで働ける
  • 家庭と両立できる
  • 収入の上限がない
  • 無理なく売れる仕組みを作る
  • クライエントさんへのあり方を考える

これらのポイントを意識することで主婦の方でも家庭を大切にしながら、長期的に活躍できると思います。

臨床心理士の資格を取得を目指すのは、とても素晴らしいことだと思います。

しかしカウンセラーとして活動したいのであれば資格は必須ではないことも頭に入れておいて、主婦のあなたにとって最適な方法を選んでくださいね。

染谷充紀
ぜひ、自分のペースで無理なくクライエントさんに向き合いながら、カウンセラーとしてのキャリアを築きましょう。

フリーランスカウンセラーとして活躍したい方は「ノンストレス&ファン化★集客完全無料プログラム」の特典をぜひ受け取ってくださいね。