心理カウンセラーになって、人の悩みや苦しみを解決したいと考える方も多いですが「心理カウンセラーは仕事がない」と言われると、あきらめた方が良いのかと悩んでしまいますよね。
しかし、僕のクライアントさんの状況からみても、心理カウンセラーの仕事は需要が高まっている一方なんです。
では、なぜ心理カウンセラーの仕事がないと言われているのでしょうか、その理由について本記事で詳しく解説していきますね。
心理カウンセラーの仕事はないって本当?
僕たちがよく耳にする「心理カウンセラーには仕事がない」という話は、実は大きな誤解があるんです。
現代は仕事や人間関係のストレスなどさまざまな不安を抱えた人々が増えており、心理カウンセリングの需要は急激に高まっています。
厚生労働省が公表するデータによると、精神疾患を有する総患者数は平成29年に約419.3万人、平成14年と比較して15年間で160.9万人も増えているんです。
出典:「精神疾患を有する総患者数の推移」(厚生労働省)
治療を受けていなくても心に悩みを抱える人は増加しており、カウンセリングを必要とする人が増えていることが分かりますよね。
カウンセリングは対面だけでなく、電話やSNSを通じても行われるようになり、治療方法も多様化しているんです。
2015年には公認心理師が国家資格として認定されたことで、心理カウンセラーの仕事に対する全国的な認知度は、確実に高まっています。
心理カウンセラーの仕事がないと言われる3つの理由
ではなぜ心理カウンセラーの仕事がないと言われちゃうんでしょうか?仕事がないと言われる理由として、以下の3つが考えられます。
- 公認心理士や臨床心理士の資格がないと仕事が限られるから
- 非常勤の募集が多いから
- カウンセリングへの抵抗感が強いから
詳しく解説していきますね。
公認心理士や臨床心理士の資格がないと仕事が限られるから
心理カウンセラーの仕事はたくさんあるんですが、一般的な企業の求人の場合どうしても資格の有無で応募できる求人は左右されてしまうんです。
たとえば公認心理師や臨床心理士のような国家資格を持っている人は、精神科や心療内科、学校のカウンセラーといった幅広い場所で求められることが多いんです。
一方で、民間資格のみの心理カウンセラーだと、求人が限られちゃうんです。これらのことが「仕事がない」と言われる一因になっていると考えられます。
ただ、僕の塾生の方は国家資格を持っていなくても、心理カウンセラーとしてお仕事されている方もたくさんいるので、ようはやり方次第なんですよね。
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非常勤の募集が多いから
公認心理師や臨床心理士であっても、実は常勤での仕事はそれほど多くないんですね。これが、多く心理カウンセラーが複数の非常勤の職に就いている理由の1つです。
たとえば、スクールカウンセラーとして学校で働きつつ、週に数日はクリニックでカウンセリングをするという組み合わせが一般的なんですよね。
このように、非常勤の仕事を掛け持ちすることが多いので、心理職で安定した生計を立てるのは難しいとされているんです。
それでも心理カウンセラーという職業は、クライエントさんに専門的なサポートを提供することで大きな価値を持っています。
カウンセリングへの抵抗感が強いから
日本ではカウンセリングに行く人は、大きな問題を抱えていると思われがちなんですよね。
心理カウンセラーのサポートを受けた方がよい精神状態の人も、誰にも相談できずに一人で悩みを抱え、悶々とした日々を送っていることも珍しくないんです。
これに対して海外ではもっと日常的に、小さな悩みでも気軽にカウンセリングを受けるという考えが根付いています。
日本でも心理カウンセラーを必要としている人が気軽にサポートを受けられるようになれば、心理カウンセラーの仕事がないという状況は改善されていきますよね。
こういった状況をみれば、日本でもカウンセリングは当たり前の時代になってきてますし、オンラインカウンセリングも普及しているので、仕事はなくなるどころが増えている状況なんで安心してくださいね。
心理カウンセラーの仕事は将来性が高い理由
以前は日本で心理カウンセラーへの需要がそれほど高くなかったんですが、最近ではカウンセリングの重要性がより理解され、求人が増えてきています。
ここでは心理カウンセラーの将来性が高い理由として、以下の2つを解説していきますね。
- カウンセリングの需要が高まってきている
- 仕事の幅が広がっている
今後さらに増えていく心理カウンセラーの将来性を確認してみましょう。
カウンセリングの需要が高まってきている
コロナ禍で心の不調を訴える人が増えており、専門機関では対応が追いつかないほどカウンセリングの需要は高まっているんです。
OECDの調査によれば、うつ病の推定人口は2013年の7.9%から2020年には17.3%へと大幅に増加しました。
これは人口のほぼ6人に1人が何らかの心理的ケアを必要としていることを意味しているんです。
参考:Tackling the mental health impact of the COVID-19 crisis: An integrated,
さらに子どもたちの心の問題もより深刻化しているので、心理カウンセラーの必要性はこれからも高まるんじゃないかと思うんですよね。
カウンセリングへの需要が高まってきているからこそ、心理カウンセラーとしての将来性もさらに高まっていくでしょう。
仕事の幅が広がっている
心理カウンセラーとして働く場所は今までと比べて広がっているんですよ。カウンセラーの仕事の種類として、以下が挙げられます。
- スクールカウンセラー
- 産業カウンセラー
- チャイルドカウンセラー
- SNSカウンセラー
- メンタルケア心理専門士
- 臨床心理士
- 公認心理師
- 精神保健福祉士
心理カウンセラーとしての仕事内容が細かく分けられ、より専門的に特化したものになっているので、今後も心理カウンセラーの募集が増える可能性が高いですね。
対面だけでなく、オンラインでのカウンセリング方法も増えているので、さまざまな状況に応じたカウンセリングが可能になっています。
心理カウンセラーの3つの働き方
心理カウンセラーの主な働き方には、以下の3つがあります。
- フリーランス
- 正社員
- 非常勤
さまざまな方法で、あなたにピッタリな働き方を探してみてくださいね、
フリーランス
心理カウンセラーとしてフリーランスで働くという選択は僕もおすすめしています。
軌道に乗るまでは、収入面での不安はありますが、働き方やカウンセリング方法などをすべて自分で決められるという大きなメリットがあります。
もし、心理カウンセラーのフリーランスとしての働き方に興味がある人は、下記の特典をぜひご覧ください。
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正社員
心理カウンセラーとして正社員で働く道は、意外と安定しているんですよ。求人ボックスの給料ナビによると、正社員の平均年収は383万円なんですよね。
社会保険などの福利厚生がしっかりしているところが多く、正社員としての働き方は、長期的に安定したキャリアを築くうえで大きな助けになってくれますね。
非常勤
常勤での求人が少ない現在では、心理カウンセラーとして非常勤で働くという選択もあります。
非常勤としての働き方は、特定の場所に縛られずに複数の施設で働くことができ、柔軟性を求められる方にとっては大きなメリットになってくれるんですよね。
求人ボックスの給料ナビによると、非常勤の時給は約1,156〜1,490円でした。
参考:求人ボックス
心理カウンセラーとして仕事が見つからないなら資格も検討しよう
心理カウンセラーの仕事が見つからない方は、資格の取得を検討してみてください。ここでは、心理カウンセラーとして働くために、資格が有利な理由として以下の3つを紹介します。
- 資格取得が条件の仕事に応募できる
- 信頼性が上がる
- キャリアアップしやすい
資格取得が条件の仕事に応募できる
心理カウンセラーとして仕事を獲得するのに、資格を持っているととても有利なんです。
心理カウンセラーの資格には国家資格と民間資格の2種類がありますが、国家資格である「公認心理士」や「臨床心理士」をもっていると、優遇されることが多いんです。
とくに公認心理師という国家資格は名称独占資格で、この資格を持っていない人はその職名を使用できません。
スクールカウンセラーや医療機関でのカウンセラーとして働く場合は、公認心理師や臨床心理士のような資格を求められることが多いんですよね。
資格を取得すれば、仕事の幅が広がったり、医療機関や企業で働けたりするので、心理カウンセラーとして活躍する場が増えるんです。
信頼性が上がる
心理カウンセラーとして働くためには、資格を持っていることでクライエントさんとの信頼性を高める大きな要素になるんです。
特にフリーランスで活動する場合は、資格の保有がクライエントさんに安心感を与え、カウンセリングのスキルや知識を客観的に示す手段になります。
プロフィールに保有資格が記載してあると、クライエントさんは安心してカウンセリングを依頼できるんですよね。
クライエントさんの中には、専門的なスキルを持っている心理カウンセラーから、カウンセリングを受けたいと考えている人もいるでしょう。
キャリアアップしやすい
資格は、カウンセリングスキルの証明だけでなく、学校や医療現場など、コミュニケーション能力が求められる多くの職場で高く評価されるんです。
特に、コミュニケーションスキルや傾聴力を必要とする場所で働く場合は、資格があるとその専門性と信頼性を示せるので、さらなるステップアップにつながるんですよね。
また、国家資格を保有していれば、医療機関や民間企業に関わらず、独立してフリーランスのカウンセラーになったときも大いに役立ちます。
このように、心理カウンセラーの資格は、ご自身のキャリアにも活かすことができますよ。
心理カウンセラーの仕事が見つからないなら独立開業も検討しよう
心理カウンセラーの仕事がなかなか見つからない方は、独立開業も検討してみてください。心理カウンセラーの方は、一般企業よりも独立開業し成功されている方がたくさんいるんです。
独立前には一般企業や教育現場などでカウンセリングの実務経験を積んだり、副業で取り組む方もいますが、いきなり独立開業する人もいらっしゃいます。
ただし、なんとなく独立開業してしまうと失敗してしまうこともあります。
もちろん集客ができないと、安定した仕事にはならないので独立開業するには、準備や計画はとても重要なんです。
ほかにも、独立するにあたって多くの不安があると思います。
- どうやって開業すればいいのか
- 何をどうすればいいのかわからない
- 集客できるか不安
独立するには、さまざまな心配や不安を感じるかもしれません。しかし、あなたに合った集客ノウハウを学び、仕組み化することが「仕事がない」から解放される近道といえます。
心理カウンセラーとして仕事がない方や、少しでも独立に興味がある方は、ぜひ下記のプログラミングをご覧ください。
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まずはどうやって独立開業すればいいのかをぜひ、知ってくださいね。
心理カウンセラーの仕事がないはウソ。将来性はさらに需要が高まる!
非常勤での仕事が多い心理カウンセラーですが、需要や仕事の幅が広がっている今、将来性は高い仕事なんです。
ただし、求人数や募集人数が増えたとしても、より専門的な知識やスキル、経験があるほど優遇されちゃうので、ここはしっかり押させてくださいね。仕事がないと感じている方は資格の取得も考えてみてくださいね。
資格が有利な理由として以下の3つを紹介しました。
- 資格取得が条件の仕事に応募できる
- 信頼性が上がる
- キャリアアップしやすい
自分が求めているカウンセラーの求人がない、心理カウンセラーとして収入アップも目指したい方は、ぜひ独立開業も検討してみてください!