心理カウンセラーになるために、資格の取得を検討する方も多いですが「資格は意味ない」と言われると何が正しいのかわからなくなっちゃいますよね。
僕のこれまでの経験からお話すると、資格がなくてもカウンセラーとして活動している生徒さんはいますが、やっぱり資格を取得しているとクライエントさんも安心して悩みを僕たちに打ち明けてくれる方も多いんです。
【心理カウンセラーの資格は意味ない】は本当？
心理カウンセラーの資格は意味がないと言われることもありますが、資格がないと集客や就職に不利という現実があるんですよね。
特に大手企業や医療機関では、公認心理師や臨床心理士のような資格を要求されるケースが多く、資格がなければ門前払いされることもあるんです。
また、資格を持つことで専門性と信頼性が高まり、クライエントさんの不安を軽減できるので、長期的に見てもメリットが多いといえますね。
結局、心理カウンセラーとして就職するならば資格は必要になりますが、開業して仕事をするなら、資格の有無はあんまり関係ないかもしれません。
それより、どうやってあなた自身の強みを活かしてクライエントさんに寄り添い貢献できるかが一番大切になります。
心理カウンセラーの資格を取得するメリット5選
心理カウンセラーの資格は意味がないと言われることもありますが、心理カウンセラーの資格を取得するメリットは、以下の5つが考えられますよ。
- 資格取得が条件の仕事ができる
- 心理カウンセラーとして信頼度があがる
- キャリアの幅が広がる
- 心理学やカウンセリングの知識を深く学べる
- 日常生活でも活かせる
資格の有無によって、心理カウンセラーにどのような違いが生まれるのかを確認してみましょう。
資格取得が条件の仕事ができる
心理カウンセラーの資格を取得すると、資格が求められる特定の職種に応募できるようになります。
たとえば、国家資格である「公認心理師」は、資格を持っていない人がこの名称を使用することが法律で禁止されているんです。
公認心理師は民間資格の「心理士」とは区別され、高い専門性と信頼性が保証されています。
特定の求人に応募する際には、公認心理師や臨床心理士などの資格が必要とされることが多いため、就職活動を有利に進められるんです。
心理カウンセラーとして信頼度があがる
心理カウンセラーの資格を取得することで、クライエントさんからの信頼度を向上させることができますよ。
資格はあなたのスキルと知識を客観的に示し、クライエントさんに安心感を与えます。
特にフリーランスで活動しているカウンセラーの場合は、資格の有無はクライエントさんがカウンセラーを選ぶ際の判断基準の１つになっちゃっているんです。
資格がなくてもカウンセリングは可能ですが、資格を持っていることで、より多くのクライエントさんから興味を持たれるきっかけになりますよ。
キャリアの幅が広がる
心理カウンセラーの資格を取得するとキャリアの幅が広がり、高度なカウンセリングや傾聴力のスキルも身に付きます。
これらの能力はカウンセラーだけでなく、教員や医療従事者といった職種でも重宝されているんです。
資格を持っていると、周囲からの評価につながりやすく、キャリアアップの可能性が広がります。
心理学やカウンセリングの知識を深く学べる
心理カウンセラーの資格を取得するメリットは、心理学やカウンセリングの知識を体系的かつ効率的に学べることです。
資格取得のために利用されるテキストや教材は、必要な知識を身に付けるのに適しています。
効率的に心理カウンセラーとして活動するために必要な専門知識を習得できますよ。
資格取得のための学習を通して、実務で必要不可欠な知識と技術を身に付けてみるのがいいかもしれません。
日常生活でも活かせる
人の悩みや気持ちを汲み取ったり、解決方法を見つけたりするカウンセリングスキルは、日常生活にも役立ちます。
学んだ心理学やカウンセリングの知識やスキルは、ストレスの効果的な対処や自己管理の向上に役立つので、人間関係でのトラブルを減らすことに役立ちます。
さらに、コミュニケーション能力も高まるので、家族や職場との関係改善にも役立っちゃうんですよね。
心理カウンセラーの資格取得が意味ないと言われる5つの理由
そもそもなぜ心理カウンセラーの資格は意味がないと言われるのでしょうか？
資格取得が意味ないと言われる理由として、以下の5つが考えられます。
- 民間資格だから
- 資格取得の難易度が低いから
- 無資格でも心理カウンセラーを名乗れるから
- 心理カウンセラーの仕事内容があまり理解されていないから
- 心理カウンセラーは怪しいと思われやすいから
なぜ、心理カウンセラーの資格取得が意味ないといわれてしまうのか、詳しく解説していきます。
民間資格だから
心理カウンセラー資格の多くは国家資格ではなく民間資格のため、価値が低いと誤解されがちなんです。
しかし、臨床心理士や産業カウンセラーのような民間資格は重要で、取得をして初めて応募できる求人もあります。
心理カウンセラーの資格は、クライエントさんに対して専門的なカウンセリングや傾聴力などのスキルを提供できるという、信頼性を裏付けてくれます。
資格取得の難易度が低いから
心理カウンセラーの民間資格は合格率が高く、多くの人がわりと簡単に合格できてしまうんです。
しかし、資格の価値は「どのように活かすか」によって大きく変わってくるんです。
資格取得後に知識やスキルを活かしたカウンセリングを実施できれば、あなたへの信頼とあなたのファンになる人がより多くなる効果が得られるでしょう。
無資格でも心理カウンセラーを名乗れるから
心理カウンセラーは資格がなくても活動できるので、資格を取得をしなくてもいいやと思われがちなんです。
しかし実際はカウンセラーで資格も持っていないとクライエントさんから怪しいと思われちゃうこともあるんです。
資格はカウンセラーの専門性と信頼性を客観的に証明し、クライエントさんに安心感を与えるために大切なんです。
心理カウンセリングでは、資格を持っていると、カウンセラーとしての専門性を高める助けになってくれます。
心理カウンセラーの仕事内容があまり理解されていないから
カウンセラーの仕事内容が十分に社会的に理解されていないことも、資格が意味ないと言われる原因になっているんです。
厚生労働省の資料によると、2017年からは「精神疾患患者数が約400万人を超えている」というデータもあります。
このことからも、心理カウンセラーの需要は年々増加しているといえますね！
出典：「精神疾患を有する総患者数の推移」（厚生労働省）
心に悩みを抱える子どもたちも増えていて、スクールカウンセラーの需要も年々増えています。
心理カウンセラーの存在が身近になり仕事内容が社会的にも認知されるようになると、資格を取得する意義も理解されるようになるかもしれませんね。
心理カウンセラーは怪しいと思われやすいから
心理カウンセリングのサービスは、整体や歯科治療などと比べて治療の効果を目に見える形で確認することが難しいので、怪しいと思う人もいるんです。
そういった場合に資格を取得していれば、治療の根拠や効果に不安を抱かれがちなクライエントさんに、安心感を与えることができます。
心理カウンセラーの資格を取得する際の注意点
多くのメリットがある心理カウンセラーの資格なんですが、
資格があっても心理カウンセラーとして成功するとは限らない点には注意してくださいね。
たとえば心理カウンセラーの求人は、週に1〜2日の契約が多く、フルタイムでの雇用が少ないので、経済的に安定した生活を送るのが難しいことがあります。
また好条件の求人には多くの応募が殺到するので、そもそも心理カウンセラーの仕事に就くのが難しい場合もあるんです。
そのため、心理カウンセラーの資格を取得したら「自分で集客する方法」を身に付けることをおすすめします。
集客ができるようになれば、独立開業の道も開けてくるので、心理カウンセラーの資格も最大限活かすことができますよ。
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心理カウンセラーの資格に関するよくある質問
最後に、心理カウンセラーの資格取得などに関するよくある質問をまとめました。
資格を取得するか迷ったときの判断基準はありますか？
資格を取得するかどうか迷ったときの判断基準は、実際に業務を体験してみることがおすすめです。
実務経験から得られる気づきが多いほど、資格の必要性が具体的に理解できます。
まずは、資格がなくてもできる範囲でカウンセリングの仕事を始めてみて、実務を通じて資格が必要だと感じたら、資格を検討してみましょう。
実際に仕事をして、専門的な知識や認定が必要だと感じたときが、資格取得を検討する適切なタイミングですよ。
心理カウンセラーの資格はどうやって取得できますか？
心理カウンセラーの資格は、以下の場所で取得できますよ。
- 大学
- 専門学校
- 通信講座
- 民間スクール
学習費用も3万円から40万円と範囲が広く、資格によっては月払いも利用できます。
心理カウンセラーとしての資格取得は、生活スタイルや経済的状況に合わせて挑戦しやすいのもいいですよね。
心理カウンセラーは何歳からなれますか？
心理カウンセラーになるための年齢制限は、とくに設けられていないんです。
心理カウンセラーの資格取得には、資格ごとに異なる条件がありますが、多くの民間資格では学歴や年齢に関係なく受験が可能なんです。
いつでもキャリアをスタートでき、幅広い年齢層の人々がこの専門職に進む機会を持てますね。
心理カウンセラーを目指すならば「自分で集客する方法」を身に付けておくとよいでしょう。
就職先が見つからないという理由で心理カウンセラーとしての活躍を諦めずに済むでしょう。
心理カウンセラーの集客方法について気になる人は、ぜひお気軽に下記をご確認ください！
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心理カウンセラーとして働くなら目的に合わせて資格取得も検討しよう！
心理カウンセラーの資格取得はキャリアアップに確かなメリットをもたらしますが、どの資格を選ぶかは自分の目指す専門分野に合わせた選択が大切なんです。
心理カウンセラーの資格を取得するメリットは以下のとおりでした。
- 資格取得が条件の仕事ができる
- 心理カウンセラーとして信頼度があがる
- キャリアの幅が広がる
- 心理学やカウンセリングの知識を深く学べる
- 日常生活でも活かせる
心理カウンセラー資格の必要性は慎重に判断したうえで、あなたに足りない知識を補ったり、信頼性を向上させたりするために活用してくださいね！