カウンセラーになりたいと思っているものの、自宅でも開業できるかが分からず、なかなか一歩が踏み出せない人も多いかもしれませんね。
結論、カウンセラーは自宅でも開業できますよ！(^^)
自宅での開業はメリットが多く、僕は自宅での開業が一番やりやすいと思っています。
この記事では、カウンセラーが自宅で開業するメリットや具体的な手順、成功するためのポイントなどについて解説しています。
ぜひ、自宅で開業して、自分らしく活躍できる開業カウンセラーを目指してみてくださいね！
カウンセラーの開業は自宅でもできる
カウンセラーは就職や所属をしたり、カウンセリングルームを借りたりしなくても、開業すれば自宅でカウンセリングができるようになります。
自宅で開業する際はオンラインでセッションしたり、自宅の一室をオフィスまたはカウンセリングルームにして活動することができます。
最近はオンラインを活用した「オンラインカウンセリング」も主流になってきているので、クライエントさんを自宅に招かなくてもカウンセリングはできるので、開業のハードルがさらに低くなっていると言えますね。
実際に開業カウンセラーとして、自宅で活躍している人は多いですよ^^
自宅で開業できるカウンセリングの種類
カウンセラーが自宅で開業する場合、次のような活動方法があります。
- オンラインカウンセリング
- 自宅をカウンセリングルームにする
家庭の事情やカウンセリングのスタイルに合わせて、自分に合った方法を選ぶとよいと思います。
オンラインカウンセリング
最近増加している自宅開業での働き方が、電話やビデオ通話などを活用してオンラインでカウンセリングをおこなう方法です。
コロナ禍やリモートワークの普及によって、オンラインでカウンセリングをおこなうカウンセラーが増えました。
オンラインでのカウンセリングなら、クライエントさんを自宅に入れる必要がないので、防犯面や設備面、衛生面などで非常にやりやすいと思います。
そういう理由や、ZOOMやGoogle meetなどのWeb会議ツールや予約システムなどが充実していて、自宅でも不自由なくカウンセリング活動ができるようになっています(^^)
自宅をカウンセリングルームにする
自宅開業には、一室をカウンセリングルームにして、クライエントさんを招いてカウンセリングをおこなう方法もあります。
オンラインでやり取りするより、直接対面してカウンセリングをおこないたい開業カウンセラーさんは、自宅をカウンセリングルームにして活動しています。
カウンセリングルームを借りる費用を抑えられ、家賃の一部を経費として計上できるのもメリットですが、直接対面したいというのが大きな理由になると思います。
カウンセラーが自宅で開業する3つのメリット
カウンセラーは自宅を有効活用して開業すると、次のような3つのメリットがあります。
- 事業費を安く抑えられる
- 就職・通勤する必要がない
- 家庭の都合や自分のペースに合わせて働ける
自宅開業はメリットが大きいので、多くの人が開業カウンセラーにチャレンジしています。
これからカウンセラーを目指す人は、初心者でも始めやすい自宅での開業を検討するとよいと思います^^
1.事業費を安く抑えられる
自宅で開業をすれば、カウンセリングルームを借りる必要がなくなり、事業にかかる費用を安く抑えられます。
カウンセリングルームを借りる場合は、毎月の家賃が事業費としてかかるので、売上があっても利益が出ない原因になりがちなんですね。
自宅をカウンセリングルームにしたり、オンラインで活動すれば固定費がかからず、利益率を高めることができます。
2.就職・通勤する必要がない
自宅で活動する開業カウンセラーになれば自宅でカウンセリングができるので、就職する必要も毎日朝早くから通勤する必要もなくなります。
混雑時の通勤・退勤が苦手な人や朝が苦手な人にとって、自宅開業は大きなメリットです。
浮いた時間はカウンセリングやプライベートなどの時間に充てられるので、より生活が充実しやすくなるのも良いですね。
3.家庭の都合や自分のペースに合わせて働ける
カウンセラーとして自宅で開業すると、カウンセリングの内容やスケジュールを全て自分で決められるので、家庭や自分の都合に合わせて柔軟に働けるようになります。
就職や所属する働き方だと、勤務先の規則や方針に沿って働かなければならず、自分でやり方やペースを自由に選べないので不自由ですよね。
自宅で開業すれば時間に融通が利くので、家事や子育て、介護などと並行しながらのカウンセリングも無理なくできますよ。
カウンセラーが自宅で開業する方法5ステップ
カウンセラーとして自宅で開業するために必要な手順は、次の5ステップです。
- 心理学やカウンセリングの知識・スキルを身につける
- カウンセリングのプラン・メニューを作る
- カウンセリングに必要なものを準備する
- 税務署に開業届を提出する
- 集客をする
1.心理学やカウンセリングの知識・スキルを身につける
カウンセラーとしての知識やスキルがない場合は、勉強が大切です。
心理学やカウンセリングの知識やスキルを身につけるには、次のような選択肢があります。
- 独学で勉強する
- 民間資格を取得する
- 国家資格を取得する（大学院修了）
カウンセラーとして活動する際も、資格があることで信用を得られる場面が多いんです。
資格なしでカウンセラーになりたい人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
関連記事：「カウンセラーに資格なしでもなれる2つの理由！働き方や取得メリットとは」
2.カウンセリングのプラン・メニューを作る
知識・スキルの習得を終えたら、カウンセリングの内容やプランを設計するとよいと思います。
具体的には、次のような部分を設定するのがポイントです。
- どのような流れでカウンセリングを進めるか
- どのようなプランでクライエントさんをフォローするか
- 何回、何ヶ月おこなうか
- 料金はいくらにするか
- アフターフォローの内容をどうするか など
自分の独自性が活かせそうな場合は、カウンセリングやフォローの内容に取り入れてみてください。
3.カウンセリングに必要なものを準備する
学習やカウンセリングメニューの作成ができたら、自宅開業するために必要なものを準備します。
オンラインとカウンセリングルームそれぞれで必要になるものの例は、次の通りです。
【オンラインで活動する場合】
- パソコン
- Webカメラ
- ヘッドセット
- Web会議ツール など
※最低限、カメラ内蔵のパソコンがあればできます。
【自宅をカウンセリングルームにする場合】
- テーブル
- チェア or ソファ
- スリッパ
- プリンター など
上記はあくまで一例なので、他にもカウンセリングや、クライエントさんのために必要なものが思いつく場合は、用意しておくと良いと思います。
4.税務署に開業届を提出する
事前準備ができたら、税務署に開業届を提出すれば自宅開業は完了です。
開業届の書き方や提出の方法については、国税庁のページを参考にしてみてください。
開業届は、開業後1ヶ月以内に提出が定められている書類なので、カウンセラーとして開業したら忘れずに提出してくださいね。
万が一、忘れた場合でも罰則はなく、翌年に確定申告をおこなえば、開業届の代わりとして扱われます。
開業する場合は、開業届の提出と毎年の確定申告は忘れずにおこなうとよいですね。
5.集客をする
開業届を出しただけではお客さんは来てくれませんので、自宅開業が完了したら、いよいよ集客を行います。
さまざまな集客方法がありますが、自分に合った無理のない方法で集客を行うことが大切です。
他のカウンセラーさんの真似をしても、集客はうまくいかないんです。
集客方法については「自分に合った集客方法を見つける」の見出しで詳しく紹介しますので、参考にしてくださいね。
カウンセラーが自宅開業で成功するために重要な4つのポイント
自宅で開業し、継続して活躍できる人気カウンセラーになるには、次の4つを重視して活動するのがポイントです。
- 売れちゃうマインド®や仕組みを作る
- 自分から売り込まない
- 自分に合ったや集客方法を見つける
- 自分に合ったカウンセリング方法を見つける
収入や集客、クライエントさんの対応などで悩まないためにも、自宅開業での成功のコツを参考にしてください。
1.売れちゃうマインド®や仕組みを作る
自宅開業で活躍するカウンセラーを目指すなら、売れちゃうマインド®を身につけて、売れる仕組みを作ることが重要です。
自宅で開業するカウンセラーは増えているものの、価格の提示やお金をいただくことに罪悪感があり、自分自身が成功を妨げてしまっている人も多いんですね。
いくら成果を出したいと思っていても、マインドにブロックがかかっていると自宅開業も集客も上手くいかないです。
次の項目に一つでも当てはまっている人は、自宅開業にマイナスの影響を及ぼすマインドブロックがかかってしまっている可能性が高いのでチェックしてみてくださいね。
【マインドブロックチェック】
- 料金を提示するのに罪悪感がある
- お金を受け取ることに抵抗がある
- 自分のお客さんはお金がないと思っている
- 安い方が売れると思っている
- 行動が止まってきている など
売れちゃうマインド®を身につける方法が知りたい人は、以下の無料特典を受け取ってみてくださいね！(^^)
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2.自分から売り込まない
頑張らなくても勝手に売れちゃう人気の開業カウンセラーになるためには、自分からサービスを売り込むのをやめましょう。
自宅で開業するカウンセラーは、集客のために積極的に売り込みをしないと売れないと思っている人も多いですが、実は大きな誤解なんです。
自分から売り込めば売り込むほど売れづらくなり、運良く売れた場合でもクライエントさんが良いと思って契約したわけではないので、満足度が低くなってしまいます。
自宅で開業をしても、集客や売上に悩まないカウンセラーになるために必要なのは営業力ではなく、「お願いされるトーク®」です。
自分らしく自宅で活躍している開業カウンセラーは怪しさや営業感が一切なく、クライエントさんが自然に集まって来るような感じになってると思います。
お願いされるトーク®を習得して、自宅にいながらお願いされて売れちゃう開業カウンセラーを目指したい人は、以下の無料特典を受け取ってくださいね。
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3.自分に合った集客方法を見つける
自宅でカウンセラーとして開業する場合、自分に合う集客方法で、あなたが来てほしいと思うクライエントさんに周知することが大切です。
自分に合わない方法で集客をしても、長期的にビジネスが続かずに疲れ果ててしまうので、無理せずに長く続けられる集客方法を行うとよいと思います。
カウンセラーにおすすめの集客方法については、下記の記事で紹介していますので、自分に合う集客方法を探すときの参考にしてくださいね。
関連記事：カウンセラーにおすすめの集客方法7選！無理せず続けられる集客をしよう
4.自分に合ったカウンセリング方法を見つける
カウンセラーが自宅で開業して、楽しさややりがいを感じながら安定した収入を確保するには、自分に合った方法でカウンセリングや集客をおこなうことが重要です。
自分に合ったやり方でないと、カウンセリングや事業自体が苦しく感じてしまい、成果が伸びるどころか継続すらできなくなることもあるんです。
いくら働き方を自由に選べる自宅開業スタイルでも、やり方が自分に合っていなければ意味がないですよね。
自分に合ったカウンセリング方法を探すときは、自分の価値観や性格をベースにして考えるのがおすすめです。
自分に合っているかどうかは実際にやってみないと分からないので、合っていれば継続、合わない場合は別の方法を試してみてください。
自宅で活躍するカウンセラーになるなら、流行りやおすすめのカウンセリング、集客方法よりも、自分に合うかどうかを大切にするとよいと思います。
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自宅開業で活躍しているカウンセラーの事例2選
僕が運営している「ノンストレス＆ファン化★集客アカデミー」には、自宅で開業して大きな成果を出しているカウンセラーさんが何人もいます。
今回は、次の2人のカウンセラーさんの成功例を紹介します。
- 夫婦関係修復カウンセラーの成功例
- 副業カウンセラーの成功例
ぜひ、どのような経験を経て成功したのかを参考にしてくださいね。
夫婦関係修復カウンセラーの成功例
夫婦関係の修復・再構築に取り組む松田さんは、コロナ禍でリアルなカウンセリングの場を失ったのがきっかけで、オンラインカウンセリングに切り替えました。
ノンストレス＆ファン化★集客アカデミーでマーケティングのコツをつかんだ結果、今では成約率9割、毎月100万円以上の売上という脅威の数字を叩き出しています。
自分が本当に売りたいものや独自性に気づき、お客様にも言葉にして伝えられるようになったのが大きな変化だったといいます。
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副業カウンセラーの成功例
副業カウンセラーとしてWワークで活躍しているコンさんは、ノンストレス＆ファン化★集客アカデミーのグループコンサルを1回受けただけで、未経験から90万の売上を達成しちゃったんです。
なかなか起業の一歩を踏み出せない状況が続いていましたが、自分に合った方法を見つけて成果を出しています。
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カウンセラーが自宅で開業するときの注意点3選
カウンセラーとして自宅開業する際は開業手順だけでなく、次の3つの注意点についてもあらかじめ理解しておく必要があります。
- 社会的な信用を得づらい
- プライベートとの切り替えが難しい
- 個人事業の屋号にはNGワードが存在する
失敗やトラブルを避けるためにも、開業するまでに対策してくださいね。
1.社会的な信用を得づらい
自宅で開業するカウンセラーは企業や機関に所属しておらず、収入も固定ではないので立場上、社会的な信用を得づらい傾向があります。
特に、銀行ローンやクレジットカードなどの審査は、会社員と比べて厳しくなりやすいです。
ローンを組む予定やカードを作成する予定がある場合は、開業前に済ませておくとよいと思います。
開業カウンセラーになった後に社会的な信用を得るためには、安定した売上を維持することや法人化などが有効です。
2.プライベートとの切り替えが難しい
自宅で開業するカウンセラーは自宅で全ての仕事をおこなうので、プライベートとの切り替えが難しく感じる人もいます。
自分で仕事のペースを決められる分、真面目な人ほど仕事中心の生活になってしまいがちなんです。
カウンセリングが大好きで切り替えないでも疲れない方は問題がないと思いますが、少し疲れてしまう人が自宅で開業する場合は、仕事とプライベートの部屋はきちんと分けてメリハリをつけるのがよいかもしれません。
3.個人事業の屋号にはNGワードが存在する
開業届を提出する際に個人事業主は屋号をつけられますが、カウンセラーはつけてはいけない名称が存在します。
具体的には、次のようなワードが医療法で禁止されています。
- クリニック
- 診療所
- 病院 など
カウンセラーは医療行為をおこなう職業ではないので、医療や病院に関連する屋号をつけるのはNGなんです。
カウンセラーが自宅で開業するときによくある疑問
自宅でのカウンセリング開業を検討している人が、疑問に感じているポイントを次のようにピックアップしました。
- カウンセラーになるのに資格は必要？
- 自宅開業にかかる費用はどれくらい？
- カウンセラーは副業や扶養内でもできる？
自宅開業において不明な点がある場合は、開業する前に解消しておきましょう。
カウンセラーになるのに資格は必要？
カウンセラーは名称独占や業務独占の対象ではないので、資格がなくてもなれます。
ですが、実際は国家資格や民間資格を取得して、活動しているカウンセラーが多いんです。
医療分野では必須の公認心理師や臨床心理士は、大学院修了が最低条件で難易度が高いですが、民間のカウンセラー資格なら2〜3ヶ月程度で取得できると思います。
資格を持っていると、クライエントさんからも信頼されやすくなります。
自宅開業にかかる費用はどれくらい？
自宅開業にかかる費用は、準備するものやカウンセリングの方法によっても異なりますが、2024年現在、最低10万円もあれば準備できる場合が多いです。
【オンラインカウンセリングの場合】
- パソコン 5～15万円程度
- ヘッドセット 5,000円程度
- Webカメラ 3,000～1万円程度
【自宅をカウンセリングルームにする場合】
- テーブル 1～2万円
- チェア ソファ 1～5万円
- スリッパ 1,000円程度
自宅開業は固定費も特にかからないので、少額の初期投資だけでカウンセリングができるようになります。
カウンセラーは副業や扶養内でもできる？
自宅開業は、副業や扶養内でも可能です。
どちらも事業でおこなうときは、開業届の提出や確定申告をする必要があるので、あらかじめ理解しておいてくださいね。
年間の所得が20万以下であれば、確定申告は不要です。
扶養内で開業する場合、年収130万以下（扶養者の1/2未満）が条件で、年収が130万を超えると扶養から外れるので注意してください。（2024年9月現在）
※扶養については最新情報をご確認ください。
副業としてカウンセリングを始めたい人は、以下の記事を参考にするのがおすすめです。
心理カウンセラー向けの記事となっていますが、共通する点が多いので、ぜひ参考にしてみてください！（^^）
関連記事：「副業カウンセラーを始める方法6選！仕事をする際の注意点も」
まとめ：自宅で開業して活躍できるカウンセラーを目指そう
カウンセラーは自宅で開業すれば、費用を抑えながら自分のペースで無理なく活躍できます。
これからカウンセラーになろうと思っている人は、ぜひ自宅開業を検討してみてください。
最後に、自宅で開業した場合の活動方法とメリットについて、あらためておさらいしていきます。
【自宅開業のカウンセリング方法】
- オンラインカウンセリング
- 自宅をカウンセリングルームにする
【自宅開業のメリット】
- 事業費を安く抑えられる
- 就職・通勤する必要がない
- 家庭の都合や自分のペースに合わせて働ける
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